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Laravel 12 で Gmail API を使ってユーザー投稿登録通知を送るまでの流れ
今回は、Laravel 12 で作った「アーティストマップ(仮)」アプリに、登録時に管理者へ Gmail 通知を送る機能を追加しました。XAMPP 環境、Windows での手順です。 細かい部分は後に追記していきます。
1. Laravel プロジェクトの準備
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PHP 8.2 / Composer 2.8 で動作確認済み
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Tailwind + Vite は設定済み(
@vite(['resources/css/app.css', 'resources/js/app.js'])で読み込み)
2. アーティストモデルとマイグレーション
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is_approvedで承認済みかを管理 -
都道府県・ジャンルも選択式にして柔軟性を確保
3. Gmail API を使う準備
① Google Cloud プロジェクト作成
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Google Cloud Console で新規プロジェクト作成
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Gmail API を有効化
② OAuth 同意画面設定
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ユーザー種類:外部
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テストユーザーに自分の Gmail を登録
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データアクセスで
gmail.sendスコープを追加
③ OAuth クライアント作成
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「クライアント ID」と「クライアントシークレット」を取得
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.envに追加:
4. Google API クライアントの導入
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Windows では PowerShell の場合、
Remove-Item -Recurse -Force vendorでvendor/を削除してやり直すと安定
5. GmailService クラス作成
app/Services/GmailService.php にサービスクラスを作成:
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Laravel のサービスとして依存注入可能
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登録時に呼び出して通知可能
6. OAuth 認証
ブラウザで /google/auth にアクセス → Google アカウントでログインすると
と表示されます。✅
7. アーティスト登録通知の実装
ArtistController@store で GmailService を呼び出してメール送信:
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これで登録と同時に管理者に通知が届く
まとめ
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Gmail API を使えば アプリから安全にメール送信 可能
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OAuth + テストユーザー設定で Gmail アカウントを保護
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Composer の autoload 最適化や Windows 環境の
vendor/削除がポイント
💡 次のステップ:
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承認ボタンの管理画面と連携
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本番環境でも Gmail API 送信を確認




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